卒業式に親は何を着ればいい?母親の服装マナー・スーツ紹介!

2019.04.25更新

親子にとって晴れの日である小学校の卒業式。今回は、卒業式のマナーやおすすめファッションを紹介します。

卒業式に親は何を着ればいい?母親の服装マナー・スーツ紹介!
親子にとって晴れの日である子どもの卒業式。

子どもが着るものは定番のファッションがあるから安心ですが、親は何を着ればいいのか悩んでしまう人も多いと思います。

そこで今回は、マナーやおすすめファッションを紹介します。

■卒業式で親が着ていく服装のマナーは?

まず、男性であれば基本的にはスーツスタイルになります。晴れの日用のデザインスーツがあればそれを着ればいいですが、普段仕事で着ているスーツしか持っていないという場合は華やかさを演出するために、胸ポケットにハンカチーフやスカーフを入れるといいでしょう。また、ネクタイを光沢のある素材やホワイト、もしくは明るい色にすると晴れの日に似合ったスーツコーディネートの完成です。

一方で女性は男性よりも選択肢が多く、セットアップやスーツ、着物などの中から選ぶことができます。着物を選ぶ方は少ない上にとても華があるので、思わず目が引がれるような魅力があります。

スーツの場合は、グレーやネイビー、カーキやベージュなどの落ち着いた色が着やすくおすすめです。ワンピースの色がトーンを抑えたものであれば、ジャケットはシルバー寄りのグレーやシャンパンピンクのような明るい色にしてもバランスがよく決まります。落ち着いた色であれば、卒業後に進学した学校での授業参観などにも着て行くことができるのがメリットです。全身ブラックのフォーマルファッションにするのは喪服のようになってしまうこともあるため、避けた方が安全です。

また、最近ではフォーマルファッションとしてのパンツスーツも認知度があがってきているので、無理にスカートを履く必要はありません。

●小物

ネックレスやコサージュで花を添えましょう。ネックレスはお祝いの場で品よく輝く白の真珠がおすすめです。
コサージュは、ジャケットやワンピースの色とのバランスを見て選びましょう。特に落ち着いた色の場合には、ホワイトやオフホワイト、ピンクや淡いパープルのものが春らしさも演出できるのでおすすめです。

■卒業式で母親におすすめの服装

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年齢によってもふさわしい服装は変わってくるものです。ここでは母親を中心に、出席する親のおすすめファッションを年代別にご紹介します。

●30代の母親

周りと比べて若いお母さんであることが多いと思うので、小ぶりのフリルや少しタイトなデザインなど、若さを利用したファッションに仕上げて問題ありません。

ただしあまり幼くなりすぎないよう、気品のあるものを選ぶように注意してください。中学校や高校の卒業式では、同じ服装を着たくても着れないことがあるので、せっかくの機会を楽しみましょう。

●40代の母親

40代ならではの気品や、雰囲気をまとわせたいなら、ウエストの切り替えが高めのものを選ぶと良いでしょう。ジャケットのくびれの位置に注目して選ぶのもおすすめです。また、シフォンなどの薄い素材よりも厚めの生地のほうが体のラインが出にくくなるのでおすすめです。

●50代の母親

落ち着いた色を選んでしまいがちな年齢になりますが、あまり暗くならないように気をつけましょう。

コサージュなどは、少し派手と感じるくらいがちょうどいいです。また、アクセサリーは大ぶりなものを選ぶと本来の年齢よりも上に見えてしまうことがあるので、小さくても品よく輝くジュエリーを身に付けるのがおすすめです。

経済力と時間にも余裕があれば、着物に挑戦してみるのもいいかもしれません。

■卒業式の服はどこで買う?

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長くさまざまなシーンで使えるものがたくさん揃っている、デパートで購入する人が多いようです。合わせてパンプスやカバンのショップも同じデパート内に入っているので、利便性も高いです。

最近ではフォーマルウェアに力を入れているファストファッションも増えているので、選択肢は増えています。ファストファッションで購入すると長く使えないといったデメリットがありますが、毎回の入学式や卒業式で違ったファッションを楽しみたいという方にはおすすめです。

●レンタルも

フォーマルスーツをレンタルしている会社もあります。スーツのみのところや、パンプスやカバンもセットでレンタルできる会社などがあるので、状況に応じて使い分けるといいでしょう。

■小物の使い方次第で印象が変わる

慣れないフォーマルウェア選びで悩むことも多いと思いますが、気をつけたいことは、"真っ黒にならないこと"言っても過言ではありません。

かなり落ち着いた色を選んでも、コサージュをつけることで一気にエレガントなイメージに持っていくことが可能です。コサージュによっては手持ちの服を活かせることもありますので、ぜひ小物使いを工夫してみてくださいね。

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